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第28回「秋田の住宅コンクール」秋田県建築士事務所協会会長賞受賞 「老方のいえ」
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2009年06月13日

東洋のパルテノン

東洋のパルテノンまたは畑の中のパルテノンと言って理解できる人はかなりの白井ファン
なのではないだろうか。
1956年に竣工した旧松井田町役場を見てきた。現在は安中市の資料館として使用している。
最近の市政合併で周辺の町村が合併し安中市へ変わったとのこと。
私などは松井田町と言ってもらった方が馴染むのだが・・・・。

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竣工して53年を経た現在にあっても建築の風格と斬新さが伺える。
良い建築と言うのは時代を超えた佇まいというものを持っているように感じる。

バルコニーの手すりと壁の明かり取りに後の横手厚生会病院(取り壊し)の外壁の
ニュアンスというか原形を見る事が出来る。
横手は金属製だったのだが、ここはコンクリート製になっている。
重さとか施工性とかで進化したのだろうか?

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建物の中へお邪魔すると玄関に白井氏の顔写真のお出迎えがある。
二階ホールには役場の模型とか工事中の写真なども数点展示されている。

説明していただいた市の方によるとこの建物の耐震診断をされたらしい。
結果はいうまでもなく最低だったとの事。市長さんも保存して使用して行きたいと
思っているとの事。しかし、耐震診断が最低では市の施設としては・・・。

この建築を最近の建物と同列に扱う事がそもそも無理な話なので、文化財として保存利用
をしていただければと願う。

秋田にある初期の白井氏の作品についても同じようなものだと聞いている。
白井氏が設計した四同舎は事務所としても使用されていないようだ。できる事なら文化財
として保存してほしい。松井田町役場にもよい刺激になりはしないだろうか?

建築と呼べるものでも壊す事は簡単である。スクラップ&ビルドだけでは見えない何か
大事なものを見落としているような気がしてならない。




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posted by ひろ at 20:56 | 秋田 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築見てある記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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